シマノ サハラのラインローラーにベアリングを入れる時の注意点

スピニングリールの最大の弱点、ラインの糸ヨレ

それを防ぐために重要なのが、ラインローラーのベアリング

ラインローラーがスムーズに回転することで、糸ふけがある場合でも、ラインのヨレを軽減します。

しかし、実売価格が1万円以下のリールの場合、ラインローラーにベアリングが入っていない機種が多いです。

そのような機種のために、ラインローラーののベアリング追加キット等がHEDGEHOG STUDIOで販売されています。

便利なキットですが、実はそれには1つの注意点があります

ベアリング追加キットを私の17サハラに入れると、ローターのバランスがくずれてしまいました!!

今回は、ラインローラーにベアリングを追加する時の注意点をご紹介します。

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ラインローラーにベアリングを追加したが……

家族が釣りに同行する時のための予備タックルとして、私はシマノの17サハラC2000HGSを持っています。

使用頻度が少ないリールですが、そこは道具いじりが好きな私。

色々改造したくなります(^_^)

そして、17サハラのラインローラーにはベアリングが入っていません。代わりにローラーブッシュが入っています。

そのため、あまり回転がよくありません。

 

ラインローラーの回転が悪いと、どうしてもラインの糸ヨレが発生しやすくなります。

ましてこのリールは、初心者の家族が使うリールです。

そう、バックラッシュの発生確率が非常に高いですね(^_^;)

そのため、HEDGEHOG STUDIOで”17サハラ用 ラインローラー1BB仕様チューニングキットを購入して、ベアリングを追加したのですが……。

(写真の下列のパーツに交換します)

サハラ ラインローラーのパーツとベアリング用のパーツ

リールのハンドルを回すと、

ブルルン ブルルン ブルルン……!!

あれ?

リールの回転音が変になった??

勢いよくハンドルを回すと、リールがぶるぶる震える!?

振動の原因は、ローターのバランスに有り!?

すでに一度オーバーホールしている、この17サハラ。

ベアリング追加前は、

シュイン シュイン シュイン……

と滑らかに回転していました。

 

それがなぜ、このようにリールがブルブル振動するようになったのか

その答えは、ブッシュからベアリングに変えたことで、ローターのバランスが崩れたから!!

もともと組み込まれていたラインローラーのブッシュ組と、交換すベアリングキットの重さを測ってみました。

どちらでも使用するパーツは省いています。

まずは純正のブッシュ組

サハラ ラインローラーの純正パーツの重さは1.04g

重さは1.04gです。

 

次はベアリング組

サハラ ラインローラー ベアリングキットの重さは0.56g

重さは0.56g

 

約0.5gも重さが違います!!

ブッシュからベアリングに交換することによって、ラインローラーが約0.5g軽くなりました。

これによってローターの重量バランスが崩れたので、ハンドルを回してローターが高速回転すると、ブルブルぶれて振動するようになったのです

たった0.5gで? リールは精密機械です!!

0.5gでバランスが崩れます!!

本当に0.5gの変化でバランスが崩れたのか?

ブレの原因を確認するため、ベアリングで組んだラインローラーに、0.5gのウェイトを足して、検証します

まずは適当にウェイトを切ります。

サハラ ウェイト足し 0.53g

重さは0.53g。

これをラインローラーの裏に貼ります。

サハラ ラインローラー ウェイト足し

まあ、あくまで実験なので適当です(^_^;)

そしてハンドルを回してみると、

シュイン シュイン シュイン……

リールの回転がスムーズになりました\(^o^)/!!

やはり、0.5gの重量の差でバランスが崩れ、リールがブルブル震えるようになったようです

糸ヨレ軽減をとるか、バランスをとるか

今回の検証で、ラインローラーのブッシュをベアリングに交換すると、ローターバランスが崩れるということがわかりました

作業したリールは17サハラですが、他に16ナスキー17セドナも、ラインローラー組のパーツが同じです。

それらのリールでは試していませんが、たぶん同じローターのブレが発生すると思います。

とはいえ、実はゆっくりハンドルを回すだけならば、特にブレは感じられません

ライトリグを使い、ロッドをシェイキングしながら、ゆっくりリールを巻く、という操作が主ならば、むしろベアリング組に交換すべきでしょう。

その回転スピードならばブレは発生しないでしょうし、弛んだラインをヨレなく巻き取る方が重要です

私はローターのブレが気に入らなかったので、元のローラーブッシュで組みなおしました。

解決法としては、うまくウェイトをラインローラーに貼るか、もっと上位機種を買うか(^_^;)

比重の高いタングステンの板オモリを、目立たないようにうまく貼れれば、それがベストかもしれません

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