リールのオーバーホールを楽にする、便利な工具を紹介!!

この記事では、オーバーホールを行う時に、「これを持っていれば、作業が楽になる(^_^)」と思う、便利な工具をご紹介します。なくてもオーバーホールは可能だが、あれば作業が早く、楽になるアイテムです。

「自分で今オーバーホールや分解作業をしていきたい」と思う人には、揃える価値があります。

前回の記事で、私がリールのオーバーホールを行う時の必須道具をご紹介しました。

必要な道具紹介は、誰がしても同じような道具になりますが、作業を助けるサブ工具には、少し個性があらわれると思います。

必須のアイテムではありませんが、作業時間の短縮や、作業を簡単にしてくれるものです。そんなアイテムを、今回はご紹介します。


平筆

グリスをギアやパーツに塗るとき、個人的に欠かせないのが「平筆」です。

グリス塗装用のタミヤの平筆

私はプラモデルメーカー”タミヤ”の塗装用の平筆を愛用しています。

人によってグリスの塗り方は色々だと思いますが、私は筆一択です!! この平筆を使うことによって、ギアの歯面の奥までしっかりグリスをキレイに塗ることができます。

クラッチカムなどの駆動パーツの角まで、しっかり筆は届きます。

1つ注意点として、平筆の毛が抜けることもあるので、抜けた毛が内部に残らないように注意してください

新品を購入して使う前に水道の水にあてながら毛先をしごいて、固定の弱い毛をおとしておけば少し安心です。まあ、それでも時々毛が1~2本抜ける時もあります(^_^;)

平筆の欠点になりますが、抜け毛だけは注意が必要。

別記事にて、100円ショップのダイソーの平筆も試しました。筆の使い勝手に差はあまりないので、コスパの良い100円アイテムを使うのもアリです

ブラシ(極細軟毛)

パーツの脱脂・洗浄にはパーツクリーナーを使います。しかしそれだけでは、ギアなどは完全に汚れが落ちません。

それらのパーツを、私は中性洗剤と「極細軟毛の歯ブラシ」で掃除しています。

リールパーツ洗浄のためのブラシ

自分用に使っていた歯ブラシより高価です(^_^;)

パーツの奥深くまでキレイにするため、またパーツを傷つけないために、極細軟毛タイプを使用しています。

この細かいブラシで、マイクロモジュールギアの細かい歯をすみずみまで掃除しています。

容器(つけ置き洗浄用)

分解したリールパーツは、パーツクリーナーを入れた「容器」に投入して、脱脂・洗浄します。そのために使っている容器が、下の写真の二つの容器です。

パーツクリーナーでの付け置き洗い容器

注意していただきたい事は、普通のプラスチック容器にパーツクリーナーを入れておくと、容器が変形してしまうことです。

以前に食品の入っていたプラスチック容器を使っていましたが、何回か使うと変形してしまいました(^_^;) 短時間なら大丈夫でしょうが、長時間使う場合は注意が必要です。

私は”サンプラテック”という理化学機器メーカーの容器を使用しています。

また、容器と同じサイズの「茶こし」も用意しておけば、大きなゴミを茶こしで取り除くことができ、パーツクリーナーを再利用しやすくなります。

カシータスMGLのパーツを洗浄

ステンレストレイ

分解したパーツを並べておくのに便利なのが、「ステンレストレイ」です。

ステンレストレー

ステンレストレーは、100均の店でいろんなサイズが売られています。これは安い物で十分ですので、好きなサイズのものを選んでください。

もしくは買わずとも、お菓子詰め合わせ缶のフタなどでも十分です。

スプールベアリングリムーバー

リールの機種によっては必要なアイテムになるのが、この「スプールベアリングリムーバー」です。

ヘッジホッグスタジオのベアリングリムーバー

私は、ヘッジホッグスタジオさんの”スプールベアリングリムーバー Type:R”を使用しています。

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最近はスプールにベアリングが付いているモデルがシマノのベイトリールでも増えてきました。直接パーツクリーナーを吹きかけても良いのですが、やはりベアリングをはずして、しっかり洗浄したくなりますね。

ベアリングチェックツール

外したベアリングをパーツクリーナーで洗浄する時、あると便利なアイテムが「ベアリングチェックツール」です。

ヘッジホッグスタジオのベアリングチェッカー

こちらもヘッジホッグスタジオさんの”ベアリングチェックツール PRO”を使用しています。

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これを使う前は、ピンセットの先端にベアリングを入れて、パーツクリーナーを吹きかけていました。

クリーナーへのつけ置きだけでは、完全にはベアリング内部の汚れやグリスの残りが取れません。このようなアイテムを使い、パーツクリーナーを吹きかけながらベアリングを回転させるのが、速くて確実です

ピックアップツール

使う場面は少ないですが、時々これがないと困ることがあります。

それが「ピックアップツール」です。

ピックアップツール

主な使いどころは、ハンドルノブのフタを外すとき。そしてもう一つは、ピンセットでは取れない固着したベアリングを外すとき

時々パーツの個体差や、ベアリング周りにグリスが密着して固定され、ピンセットの力でベアリングを外せない場合があります。

そのような時、ピックアップツールがあれば、楽に外すことができます。

予備パーツケース

予備のベアリングやEリングを保管しておく「パーツケース」です。

予備パーツケース

私は友人のリールも時々オーバーホールするので、紛失しやすいパーツをこのように保管しています。

特にEリングバネ等は、非常に紛失しやすい。私も何回か失くしています(ノ´Д`)

予備パーツがなければ、そこで作業が止まってしまうので、そういう時のために準備しています

年一回しかオーバーホールをしない、という人には不要でしょうが、予備のEリングは一個ぐらい持っておいても損は無いと思いますよ(^_^)

分解図

頭に「分解図」がしっかり入っている人には不要です(^_^;) しかし経験が少ない人は、作業前に「分解図」をよく見て、予習してから作業することをオススメします!!

私も初めての機種をオーバーホールする場合は、私は必ず分解図で予習します。

14スコーピオンの分解図

特に注意したいのが、座金の位置。どこに調整用の座金があるか把握しておかないと、組み立てる時に、

「あれ、この座金はどこのパーツだ? (ノ´Д`)」

となってしまいます。

個体によっては、調整用の座金が2枚だったり、または0枚の場合もあります。分解図に書かれていない場所に座金が使われていることも…(^-^;

リールを最高の状態にするための道具

前回と今回の記事で、私がオーバーホールの時に使うほとんどの道具を紹介しました。

うまくオーバーホールできると、リールの巻き心地や回転の軽さは大きく変化!! 1ランク・2ランク上のリールになったように感じます。

これが非常に楽しい(^_^)

作業が楽しくなると、もっと正確に、丁寧に、キレイに仕上げたくなります。そのために試行錯誤して、現在手元にある道具が、前回と今回紹介した道具です。

皆さまの道具選びに参考になれば、嬉しいです(^_^)