シマノの13メタニウムをオーバーホール! 【分解編2】全てを分解

ベイトリールのオーバーホールにおいて、難易度が高いのがレベルワインド組クラッチカムの分解

これらを分解・組立てするには、Eリングの付け外しや、クラッチツメバネの力を押さえながらの組立てがあるからです。

それより前の工程は、パーツの向きさえ間違わなければ、ネジを回して外すだけでした。

私もオーバーホールを初めてしばらくの間は、この工程を避けていました。

しかしベイトリールをメンテナンスするには避けて通れない道です。

それでは、13メタニウムのレベルワインド組やクラッチを外し、全分解する工程をご紹介します。

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ドライブギア軸の取り外し

前回の記事では、シマノの13メタニウムのドライブギアまでの分解の様子をご紹介しました

ドライブギアとピニオンギアを外すと、このような感じになります。

ギアを取り外した13メタニウムの本体

 

次は軸を固定するネジ2本を外して、ドライブギア軸を抜き取ります

13メタニウムのドライブギア軸を取り外す

軸下のベアリング等は、Eリングで固定されています。

16メタニウムMGLはネジで固定されていますが、こちらは昔ながらのEリングです。

このEリングの隙間にマイナスドライバーを差し込み、回してEリングを外します

ドライブギア軸の分解

クラッチの取り外し

クラッチカムのパーツ組は、バネによって一定の圧力がかかっています。

だから何も考えずにネジを外すと、パーツが吹っ飛んでしまうことがありますヽ(;´Д`)ノ

銀色の「クラッチカム押さえ板」を指で押さえながら、ネジを外して分解してください

ドライブギア軸を外した本体

 

また、メタニウムのクラッチツメには、小さい白いブッシュが付いています。

クラッチツメとブッシュ

このパーツのおかげで、クラッチが滑らかに動くんでしょうね。

これを失くさないように注意です。

これで、クラッチカムのパーツの分解が完了しました。

クラッチカムの分解

バネにも向きがあり、足の長い方がボディの穴に入ります

クラッチレバーの分解

クラッチカムを外すと、下の写真のようになります。

続けてクラッチレバーの取り外しです。

クラッチの取り外し

これは簡単で、レバーの裏にあるネジを外すだけです。

レベルワインドの下からドライバーを差し込み、外します。

クラッチの固定ネジ

レバーの横に、三日月型のクラッチ受けもあります。

最後に本体シートも外し、この部位の作業は完了です。

分解したクラッチレバーと本体Aシート

レベルワインドの分解

まずはレベルワインドガードを外します。

ネジ1本で固定されているだけですが、正直このパーツは付け外ししにくくて苦手です(^_^;)

レベルワインドガードの取り外し

ウォームシャフトピンを外す

ガードを外したら、灰色のレベルワインド受けを外します。

指で回して外せないこともないですが、大きいマイナスドライバーで回して外す方が無難です。

13メタニウムのレベルワインド受けの取り外し

外した時、大体の個体には座金が付いています。

分解図にも書かれていますが、時々この座金がない個体もあります。

レベルワインド受けと座金

ウォームシャフトピンなどを外し、この作業は完了。

座金は結構小さいです。

ウォームシャフトピンの取り外し

ウォームシャフトの抜き取り

次は2回目のEリングです。

こちらも、私はマイナスドライバーで外していきます。

Eリング下の銅色の座金は2枚組の場合がほとんどです。よくグリスで引っ付いてるので注意。

ウォームシャフトとEリングの取り外し

ウォームシャフトギアの裏にも、銀色の座金があります

気づかずに作業を進めていくと、

「この座金はどこの??┐(´~`;)┌??」

となるので注意。

ウォームシャフトギアと座金

次は3枚目のEリング

これは今までEリングよりも小さいです。

レベルワインドガイドとEリング

無理に外さなくても洗浄できない事は無いですが、まあそこは気分の問題で…。

どうせなら全部分解したいと私は思うタイプなので( ̄д ̄)

分解したレベルワインド組

これでレベルワインド組の分解は完了です。

ボディ中央部分のパーツは全て取り外せました。

余りパーツの分解

最後は、まだ分解していないサイドボディ部分や、ハンドルノブの取り外しです。

私はメカニカルブレーキノブの座金も外しますが、無理にする必要はありません(^_^;)

メカニカルブレーキノブの分解

 

SVSブレーキ側のベアリングの取り外し

これは皆さんもよくやっていると思います。

ベアリングの取り外し

 

最後はハンドルノブのベアリングを外し、13メタニウムの分解は完了です。

ハンドルノブとベアリングの取り外し

お疲れ様でしたm(_ _)m

後はパーツの洗浄・乾燥です

 

本気でオーバーホールする時は、私は内部の小さいネジも1本1本ブラシしてます( ̄ー ̄)b

……こんなに神経質にする必要はありません。

 

しかしドライブギアやピニオンギアは丁寧に洗浄してください。

洗剤もつけてしっかりブラシしても、乾燥後によくギアの歯を見ると、汚れカスが残っている場合があります!!

こう言うのはなんですが、神経質な私が洗浄しても時々残っている、という程度には残りゴミがあります

ご注意を。

(再洗浄が面倒でそのまま組み上げても、巻き心地はヌルヌルで最高でしたが(^_^;))

洗浄した13メタニウムのパーツ

洗浄・乾燥が終了したら、いよいよ組立て開始です。

次の記事から、13メタニウムの組立ての様子をご紹介します

とにかく組立は、【Eリング】と【パーツの向き】と【パーツの紛失】に注意です!!

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