シマノ 18バスライズのインプレ 初使用の感想とルアーの飛距離

今回の記事では、今年の5月に新しく発売された、シマノの18バスライズのインプレ・感想を紹介します

ベアリングが1個しかついていないバスライズのキャスティング飛距離や、マグネットブレーキのイージーマグ

一体どんな性能なのか、少し不安でした。

しかし実際に初めて使用して感じた事は、予想していたよりも十分に使えるリールだということ。

ベアリングが無くても他のリールに負けないキャスティングの飛距離がでますし、ボディの剛性も普通に使うには十分でした。

それでは、18バスライズのスペックや使用後の感想、計測したキャスティングの飛距離をご紹介します。

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18バスライズの基本スペック

まず注意点として、18バスライズは右巻きのハイギアのみ

3.5号のナイロンラインが巻かれているものと、何も巻かれていないものの2種類となっています。

入門のエントリー機なのですから、左巻きも販売したら良いと思うのですが……(-_-;)

では、18バスライズの外観やスペックを確認しておきましょう。

外観

ボディ形状は”カシータスMGL”と同一のもの。

バス用ベイトリールのなかでは、”カシータスMGL”、”バスワンXT”、”バスライズ”が同型ボディの3兄弟になっていますね。

 

シマノ 18 バスライズ

全体的にマットブラックのカラーですが、リール前方のレベルワインドガードだけ、ピカピカのブラックカラー。

本当にシマノはツートンカラーが好きですね(^-^;

カタログやホームページの画像では質の悪そうなハンドルノブでしたが、実際の製品のノブは、カシータスMGLやメタニウム等と同じと思われるノブが付いています

しかしメカニカルブレーキノブは、カシータスMGLやバスワンXTよりも安っぽいものになっています。

スタードラグを回してドラグの効きを確認しますが、値段相応で動きやドラグの回転や効きが滑らかではありません。

まあ、ドラグはほぼフルロックなので問題は無いでしょう。

重量

18バスライズのカタログスペックでは、リールの重さは200gになっています。

私が実際に測ってみると、202gでした

これはグリス量による誤差程度。大体カタログ通りですね。

シマノの18バスライズの重さ

ブレーキユニットによる重量の差なのか、バスワンXTの210gより10g軽いですね。

ちなみに、カシータスMGLは190gです。

マグネットブレーキの”イージーマグ”

バスライズのブレーキシステムは、マグネットブレーキの”イージーマグ”です。

ボディ横にあるダイヤルで、ブレーキの強さを1~10の間で設定できます。

ブレーキ力が最弱の1の場合、マグネットは内側を向いています。

18バスライズのマグネットブレーキ

ブレーキを最強の10にすると、マグネットが表面に出てくる仕組みになっています。

18バスライズのマグネットブレーキ ブレーキmax

スプール

18バスライズのスプールには、何もブレーキユニットが付いていません

スプールのフチの部分に、マグネットブレーキが効いているのでしょう。

18バスライズのスプール

スプールの糸巻き量は16lb-100m

そしてスプールの重量は、約12.6g

14lb-100mの13メタニウムのスプール重量が約12.5gなので、けっこう軽量のスプールです。

18バスライズのスプールの重さ

まあ、ブレーキユニットが無いから軽いのでしょうが……。

とはいえ、実売価格5000円前後のリールのスプール重量としては、十分優秀でしょう。

プラスチックのブッシュ

18バスライズには、ベアリングが1個しか付いていません(=_=;)

付いているのは、ボディ内部のピニオンギアを支えるためのベアリングだけです。

だから、スプールを支える両端部分には、ベアリングではなくてプラスチック製のブッシュがはまっています

18バスライズのメカニカルブレーキノブのブッシュ

キャスティングの飛距離を伸ばすためにも、この部分はベアリングに交換したいですね。

18バスライズを初めて使用した感想

さっそくフィールドに出て、初めてバスライズを使用してきました。

ロッドは、ラパラのパックロッド”トレイルブレイザー TBC-664MHRF”。6.6ftのMHパワーのロッドです。

ラインは”FLUORO CARBON coating”の0.30mmとPEラインの下巻き。

シマノの18バスライズとラパラのトレイルブレイザー

巻き心地

プラスチックボディであり、ドライブギア・ハンドル軸を支える部分もプラスチックのブッシュであるバスライズ。

17バスワンXTでも、この部分はベアリングを装備しています。

そういうわけなので、どれほど巻き心地が悪いのだろうと期待していました(^_^;)

しかし予想以上に巻き心地は普通

14gのクランクベイトを巻くと、少しハンドルを回すのが重いかな?と感じましたが、ハイギアであることを考慮すれば許容範囲内です。

 

以前カシータスMGLを少し使わせていただいた経験もありますが、それに比べて大きな差は感じませんでした。

まあ、まだ使い始めという事もあるでしょう。

長期間使用しつづければ、巻き心地も変化するかもしれません。

 

私が悪く思った点は、「巻き感度は悪く感じられた」という点

プラスチックボディとプラスチックブッシュの組み合わせのせいか、ハンドルから感じられるルアーの振動は、他のリ-ルより感じにくいものでした

巻き心地が悪いわけではないのですが、ヌルヌルとした感覚。

ルアーの細かい振動や、ウィードが引っかかった事を感じ取るような感度は低いです。

クランクベイトの振動はもちろん感じ取れますが、ミノーなどの弱い動きのルアーの振動は感じにくかったです。

マグネットブレーキの効きは弱い??

さて、一番気になっていたキャスティング性能です。

最初に結んだルアーは、レアリスジャークベイト120SP。ブレーキは真ん中の5にセット。

18gという重めの重心移動式ルアーだったので、2投目はしっかりロッドを振って遠投するようにキャスティング。

するといきなり大バックラッシュ!!(ノ´Д`)

その場で修復できないぐらいのバックラッシュだったので、一度家に帰って新しいにラインを巻きなおす事になってしまいました(-_-;)。

その後の様々なルアーを投げましたが、「ブレーキを6以上」に設定することを強くオススメします!!

21gまでのルアーを投げましたが、私はブレーキ5以下では投げられませんでした

予想以上だったキャスティング性能

いきなり大バックラッシュしていましたが、ブレーキを6以上にして使用すると、予想を上回るキャスティング性能をバスライズは持っていました

一番気になっていた飛距離ですが、ハッキリ言って他のリールと同等の飛距離が出ます

スプールを支持する両端がブッシュですが、私がよく使用していた14スコーピオンに飛距離で劣りません。

イージーマグのブレーキ設定は楽で、ストレスなくキャストを続けることができます。

プラスチックのブッシュのおかげか、ショートキャストでは両端ベアリングのリールよりもシットリとしたキャストフィーリングでした(^_^;)

しかし14g以上のルアーをフルキャストすれば、さすがにブォーン!!と音鳴りはします

18バスライズでルアーを試投・飛距離計測

ルアーをキャストし、足元まで回収するまでのハンドルの回転数で飛距離を計測します。

18バスライズのハンドル1回転の最大巻上長は77cmです。

しかしキャスティングしてスプールのライン残量が減ると巻上長は減るので、とりあえずハンドル1回転75cmとして、ルアーの飛距離を計測します。

各ルアーの飛距離は、以下のようになりました。

各ルアーの飛距離
  • レアリスジャークベイト120SP (18g) — 49.5m (ハンドル66回転)
  • レアリスクランク M62 5A (14.5g) — 42m (56回転)
  • ビー・スイッチャー2.0 (10g) — 35.2m (47回転)
  • ロザンテ77SP (8.4g) — 33.7m (45回転)
  • レアリスシャッド 59MR (4.7g) — 24m (32回転)
  • レアリスバイブレーション68 G-FIX (21g) — 60m (80回転)

レアリスバイブレーション68 G-FIXに関しては、下巻きのPEライン部分までラインが出てしまったので、少し余力を残した飛距離になっています。

それぞれのルアーの飛距離を見てもらえば、プラスチック製ブッシュでも、まともな飛距離が出ていることがわかります

 

10gのクランクベイトのビー・スイッチャーまでは、違和感なくキャスティングできました。

8.4gのロザンテ77SPでは、少しスプールの立ち上がりが悪いかなと思いましたが、実用範囲内です。

しかし、さすがに4.7gのレアリスシャッドではスプールの立ち上がりが悪く、サイドキャストでは真っすぐ投げることが難しい状態でした。

それでも、オーバーヘッドキャストで20m以上投げることができます。

まとめ

18バスライズの初使用の感想を一言でいえば、”予想以上に使える、まともなリール”

カシータスMGLと同型のボディということもあってか、価格帯以上の剛性感があり、ボディの歪みなどは特に感じませんでした。

ただ14gのクランクベイトを使うと、ハンドルの巻きが少し重かったです。

マグネットブレーキの”イージーマグ”は、ブレーキを6以上にしておけば、トラブルなく快適にキャスティングを続けることができます。

(しかし5以下は非常に難しい(^_^;))

 

キャスティングの飛距離も、十分優秀と言えるでしょう。

プラスチックブッシュであっても、ベアリング装備のリールと飛距離の数字は遜色なし

ルアーの振動を感じる巻き感度については少し悪いと思いますが、実用範囲ではあります。

ジャークベイトのスロー巻きなどでは、ルアーの振動を感じ取れないかもしれません。

 

長期間使い続ければ、性能・使い心地がどのように変化していくかはわかりません。

しかし実売価格5000円前後ということを考えれば、コストパフォーマンスが優れたリールと言えるでしょう。

カラーも黒と赤スプールなので、ロッドのゾディアスとよく合うでしょう。

このように、予想以上に好感触だった18バスライズ。

これのプラスチックブッシュを全てベアリングに変えれば、どれだけ性能が上がるのか

非常に楽しみです。

次の記事で、18バスライズのベアリングチューンの様子を紹介します

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