Sufixのナイロンラインの太さはパッケージ数値より太い!!

私はヨーロッパで販売されている釣り糸を使用しています。

そして、自分が良いと思ったの釣り糸を、これまで当ブログで紹介してきました。

ヨーロッパの釣り糸で一番強いと紹介したものが、【Sufix】というメーカーのナイロンライン「CALEMA Pro」と「CALEMA Xtreme」。

それは0.18mmという5lbクラスの太さで、0.235mm(8lbクラス)の日本のフロロカーボンより強い結節強度をテストで出しました。

 

しかし、「パッケージに記載されている太さの数値より、実際のラインはもっと太いのではないか?」という指摘を受けました(-o-;)

私もブログに紹介記事を書いているので、具体的な真実を明らかにしたい。

そこで、釣り糸の太さを測るために「デジタルマイクロメーター」を購入。

 

マイクロメーターで「CALEMAシリーズ」の太さを計測すると、とても残念で衝撃の結果が……。

「CALEMA Pro」と「CALEMA Xtreme」の実際の太さは、パッケージの記載数値より2~3lb規格太い数値でした!!(T_T)

実際に私が計測した数値を報告します。

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ライン径の計測方法

測定につかった道具は【シンワ測定株式会社】のデジタルマイクロメーターです。

シンワ測定株式会社のデジタルマイクロメーター

最小読取値は0.001mmで、コンマ3桁まで計測することができます

ラインを50cmほどで切り、測定位置をことなる場所で5回計測し、平均の太さを調べます。

少しの誤差はでるかもしれませんが、これでラインの大体の太さを計測できるでしょう。

CALEMAシリーズの本当の太さ

CALEMAシリーズの実際の太さを正確に測るために、3種類の太さでテストを行います。

使用するのは、下記の3つです。

  • CALEMA Pro 0.18mm / 13lb
  • CALEMA Xtreme 0.20mm / 15lb
  • CALEMA Xtreme 0.25mm / 23lb

過去のブログ記事のテストで基準にしていたラインの「CALEMA Pro 」の0.18mm。

これは日本の規格でいえば、5lbの太さです。

そして、ラインの異なる5か所をそれぞれ計測。

その真実の数値は衝撃でした……(^_^;)

CALEMA Pro 0.18mmの計測結果
  • 1回目 — 0.234mm
  • 2回目 — 0.234mm
  • 3回目 — 0.233mm
  • 4回目 — 0.235mm
  • 5回目 — 0.235mm

CALEMA Proのラインの太さを測る

パッケージには「0.18mm」と書かれているのに、実際の太さの平均は「0.234mm」!!

【lb規格】で言い換えれば、パッケージには「5lb」と書かれているのに、実際には「8lb」の太さということになります!!

号数規格でいえば、パッケージには「1.2号」と書かれているのに、実際には「2号」の太さということになります!!

……これはひどい(ノ´Д`)

ちょっとした計測の誤差は問題にならないぐらい、パッケージの数値より太いです。

他の太さはどうでしょうか?

CALEMA Xtreme 0.20mmの計測結果
  • 1回目 — 0.245mm
  • 2回目 — 0.244mm
  • 3回目 — 0.244mm
  • 4回目 — 0.246mm
  • 5回目 — 0.245mm
CALEMA Xtreme 0.25mmの計測結果
  • 1回目 — 0.309mm
  • 2回目 — 0.309mm
  • 3回目 — 0.309mm
  • 4回目 — 0.310mm
  • 5回目 — 0.309mm

……これもひどい(ノ´Д`)

パッケージ記載数値は日本の6lbの太さの0.20mmですが、実物の太さは約9lbの0.245mm。

9~10lbの太さの0.25mmは、実物は14lbの太さの0.310mm。

これは計測の誤差とか、そんな小さい問題ではありません。

Sufixの「CALEMA」シリーズは、パッケージの数値より2~3規格ぐらい太いという衝撃の真実が明らかになりました!!

 

以前の記事で、私は「”CALEMA Pro”は5lbの太さで8lbのフロロリミテッドより強い」と紹介していました。

しかし真実は「8lbのナイロンラインが8lbのフロロカーボンより結節強度が勝った」という、平凡な結果でした…。

結果として、真実とは違う事を書いていたことをお詫びしますm(_ _)m

Sufixのライン径の記載は全てウソなのか?

Sufixは世界一のルアーメーカー【ラパラ】グループのメーカーです。

アメリカ・アジア・ヨーロッパと、世界中で販売しています。

以前Sufixのラインについて調べていた時、ラパラの公式輸入会社の【Normark】のウェブサイトを発見。

そこに「¿Por qué elegir Sufix?(なぜSufixを選ぶのか?)」という記事がありました。

その記事の中で、ラインの太さを計測している写真が2つ掲載されています。

その両方とも、パッケージの記載数値とほぼ同じ(記載数値より細い)数値が計測されています。

http://normark.es/wp/blog/por-que-elegir-sufix/より引用

出典:Normark Blog “¿Por qué elegir Sufix?”

パッケージ記載「0.16mm」に対して、実測「0.157mm」とアピールしています…

それもあって、「Sufixは良い釣り糸会社なんだなあ」と私は思っていたんですが……(^^;)

新商品の「Sufix Advance」もライン径に疑問

「CALEMA」シリーズ以外に、もう一つブログで紹介していたSufixのナイロンラインがあります。

それは、「Sufix Advance」。

これは「EFTTEX 2017」(ヨーロッパフィッシングタックル貿易展)で、新製品のベストモノフィラメントラインを受賞した新商品の釣り糸です。

 

そんな受賞歴有りのナイロンラインですが、ラインの太さは正確なのか?

いいえ、正確ではありませんでした┐(´~`;)┌

Sufix Advanceのラインの太さを計測

Sufix Advance 0.18mmの計測結果
  • 1回目 — 0.204mm
  • 2回目 — 0.204mm
  • 3回目 — 0.205mm
  • 4回目 — 0.204mm
  • 5回目 — 0.205mm

日本では5lb規格の0.18mmであるSufix Advanceの実際の太さは、6lb規格の太さの0.204mm。

実物のラインは、パッケージに書かれているライン径より1規格太いものでした……。

受賞歴を持つ最新ラインでもこの結果……。

Sufixのラインを信用できなくなってしまいますね

まとめ

今回の記事では、以前ブログで紹介した【Sufix】のナイロンライン「CALEMA Pro」「CALEMA Xtreme」の実際の太さについて調べました。

そして、結果は以下の通り。

  1. パッケージ記載0.18mm(5lb規格)は、実際のライン径を計測すると0.234mm(8lb規格)だった
  2. 「CALEMA」シリーズのラインの本当の太さは、パッケージ記載の太さより2~3規格太い
  3. 本当の「CALEMA」シリーズの強さは平凡

また新商品の「Sufix Advance」でも、実際のラインはパッケージ記載より太いものでした。

過去の自分はパッケージの数値を盲目的に信じて、本当の性能より過大に評価して紹介記事を書いてしまいました。

今後はもっと慎重に落ち着いて書いくよう励みます。

他の紹介したラインの計測結果については、次の記事で報告しています。

パッケージの表記通りのラインもあります(^_^)。

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