
最近はめっきり寒くなり、魚を釣ることが難しい季節になりました。
「冬はデカバスが釣れやすい季節!!」と、冬でも釣果をあげつづけるアングラーもいますが、多くの人にとってはバスが釣れない季節です。
私も11月中旬以降、バスを釣っていません。
そんな冬の季節である現在、私は釣り以外の作業をフィールドで行っています。
それは、”Deeper Pro+を使った魚探掛け“です!!
オカッパリの釣り人が使える魚探として、”Deeper“シリーズを知っている人も、いるのではないでしょうか?
今回は、Deeper Pro+でできることや、使った感想をご紹介します。
なぜDeeper Pro+を購入したのか?
Deeperを購入した理由は、自分の通うフィールドの地形を詳しく知りたかったからです。
目で見えない深場や、沖の川底・湖底の地形変化を知れば、より釣りの攻め方が具体的にイメージできるようになり、釣果も伸びると考えました。
地形がわからないと、釣りのイメージができない
今年の私の釣った魚は、岸から10メートルも離れていない近距離で釣った魚がほとんどです。
ロッドは5.6ftや5.8ftのショートロッドで、近距離特化のタックル。
“近距離の目視できる地形変化“のポイントをどんどんランガンして攻めていく、というスタイルでやってきました。
偏光グラスをかけていれば、手前数メートルの地形変化を見ることができます。
また完全に見えなくても、少しでも見えれば地形イメージを膨らませることができます。
しかし、沖側の地形や水深のイメージがはっきりしない。
浅い・深いはわかりますが、具体的な水深や地形変化などは、あまりはっきりイメージできていません。
沖や深場の地形把握は、私の苦手なことです。
もともと遠投の釣りも苦手ですし……。
投げて巻くだけになってしまい、釣れるイメージがわきませんし、実際釣れていません。
ならば文明の利器に頼ろうと、魚探の”Deeper Pro+”を購入しました。
足元から沖までの詳細の地形変化を把握すれば、より釣果が伸びると思ったのです。
さらに、シークレットポイントが魚探で発見できればいいなと思ったりも…。
Deeperの”レイクブック”で自分だけの湖沼図を作れる
Deeperの購入を決めた一番の理由が、”レイクブック“の機能です。
これによって、Deeper Pro+で魚探掛けして得たデータを、自分のパソコンでまとめ、チェックすることができます。
一度では広い範囲を全て魚探掛けできませんが、このレイクブックで複数の魚探記録を統合できます。
現在、私は空いた時間が出来た時はDeeper Pro+を持って琵琶湖などへ出かけては魚探掛けで記録をとり、データをまとめています。
冬の間に、自分がよく行くポイントや周辺の地形を記録し、それを来シーズンの釣りに役立てようとたくらんでいます。
なので、最近はルアーを投げずに、魚探ばかり投げています。
冬は魚探掛けに適した季節?
私はDeeper Pro+を秋に購入していましたが、本格的に使い始めたのは11月終盤からです。
魚探掛けをするなら冬が一番良いだろうと思ったから。
釣り人が少ない
まず、寒いので釣り人が少ない。
Deeperは約100gあるので、30~40メートル投げると、「どぼぉ~ん!!」と大きい落水音がします。
まあビッグベイトと思えば普通かもしれませんが、周囲に釣り人が多かったら、やりずらいですね。
釣りの誘惑におちにくい
ハイシーズンならば、魚探掛けに何日もかけるより、実際に釣りをしたくなるでしょう。
しかし魚のアタリもほとんど無い冬ならば、「来シーズンの釣果のため…」と、黙々と魚探掛けできます。
もちろん「冬はデカバスを釣りやすい最高のシーズン!」という強いアングラーもおられます。
しかし実際の多くの釣り人はほぼ冬眠、または釣行回数を減らしている人が多いと思います。私もそうでした。
そんな人こそ、来シーズンの釣果への投資として、魚探掛けが良いと思います。
また、おもしろい地形の発見などがあり、寒くても集中してやれますよ。
Deeper Pro+の使用感
私がDeeper Pro+を使ったことで感じた注意点があります。
XHクラスのタックルの準備
Deeper Pro+は約100gあります。
これをキャスティングしようとすれば、それなりのヘビータックルが必要になります。
私はミディアムぐらいまでのロッドしか持っておらず、最初はそれでそっと投げていました。
しかし、やはりロッド折れが怖いので、メジャークラフトの低価格帯ロッドのファーストキャストFCC-702Xを購入しました。
また、釣り糸が切れてDeeperが飛んでいかないように、太い糸も必須です。
Deeper Pro+のGPS精度
Deeper Pro+には、魚探内部にGPSが内蔵されています。
Deeper Pro+をキャストして、水中をスキャンさせながら巻いてくると、本体内臓のGPSの測位情報と連動して、地図上に水深マップが作成されます。
しかし、時々DeeperのGPSの反応が悪い時があります。
GPSの受信状況が悪い時、Deeperの位置が実際の位置と違う場所に表示される時があります。
そういう時は”データ取得中”の状態が長くなり、すぐにマッピングされません。
また、風で水面が荒れている時なども、受信状況が悪くなりやすいです。
先ほど「冬は魚探掛けに良い」と言いながら申し訳ありませんが、冬の北風で水面が荒れている時は、うまく魚探掛けできないです。
Deeper Pro+とスマホのWi-fiの受信距離
“Deeper Pro”と”Deeper Pro+”はWi-fiでスマホと接続します。
公式説明では、Wi-fiの受信距離は100mと言っています。
しかし私が使った感覚では、距離が40mを超えると接続が切れやすいです。
これはスマホの年式や性能によって変わるかもしれません。
距離が離れていたら、なかなかスマホとDeeperの接続は回復しません。
なので、接続が切れたらいつもすぐにリールを巻いて回収しています。
私はDeeper Pro+を購入して満足
受信状況などに時々イライラすることもありますが、私はDeeper Pro+を購入して良かったと思っています。
いままでは漠然としていた水深・地形変化が明確になり、水中のイメージが明確になりました。
それによって、今まで漠然としていた釣りが、より目的意識をもってルアーを操作することができます。
また魚探掛けを続けていると、魚の反応がよくでる場所が分かってきます。
その魚がバスなのか鯉なのかはわかりませんが、生命反応が出やすいポイントを記憶していくことは、今後の釣りに役立つと思います。
ウィードがよく生えているのはどこか、どの深さから長いウィードが伸び出しているのかもよくわかります。
(琵琶湖の場合、ウィードの状況は季節で大きく変化しますが…)
深い場所が一番岸際に近い場所・遠い場所などもハッキリします。
上手い釣り人のように、私は地形変化をディープクランクの巻き物やワームのずる引きなどでは、よく分かりませんでした。
そういう自分の足りていない・苦手な能力を機器で補う事は、私はアリだと考えます。
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魚探をかけることで、地形変化と魚の付き場所を両方確認できるので、
- 「こういう場所にも魚はいるのか」
- 「やっぱりこの地形の所には魚がいるんだな」
と、いろいろな気づきや学びも得ることができます。